寓話 ― 2006年04月18日 00時08分27秒
渋谷駅前交差点のスクランブル横断歩道。歩行者用信号が青になり、対角に歩を進めると、この信号に呼応して流れる街頭アナウンス、ひとつは背後からの広告、もうひとつは前方から警察の注意呼びかけ。そして渦のように自分を取り囲む人の流れが発する切れ切れに意味不明な会話の断片。前後左右を自在にパンする、主として若い女性たちの嬌声によって味わうバッドトリップ。まさに映画、ドラマで心身滅失しかけた人物の描写に使われるエフェクト。不意をつかれて目眩がした。
参宮橋から代々木公園、NHKに沿って進み、区役所前から公園通りを降りる。パルコからセンター街へ抜け、一旦東急本店の前へ。そこから一度山の手のガード下へ行き、戻って246を渡るとセルリアン・タワーの裏手から代官山に向かう。桜ヶ丘、鴬谷、猿楽町、旧山手通りに出ると引き返して南平台へ。所用を全て終わらせると、もう一度東急本店付近へ出る。デスティネーションはシネ・アミューズ・ウエスト。『ククーシュカ 』を見た。
短編小説を演劇化したような静謐な映画だった。この現実離れした美しいお伽話は、渋谷の地を縦横に歩き回って、その喧噪に痺れた心と体には、格別に優しく響いた。ラップランドでもマッシュルームでトリップすると知られていることには笑った。
さて、最近のキーワード、1995年、バッド・トリップ、演歌。いろいろと考えちゃっています・・・。
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